石塚隆充 Takamitsu ISHIZUKA http://takante.info
日本を代表するカンタオール(フラメンコ歌手)。声楽専攻の傍ら、フラメンコ・ギターを弾きはじめた学生時代にカンテに出逢い、独学で歌いはじめる。1997年、日本フラメンコ協会新人公演奨励賞を受賞。
1998年に渡西、フラメンコの本場、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラのサンティアゴ地区にてヒターノ(ジプシー)達から生きたフラメンコを学びながら、現地のタブラオ(フラメンコレストラン)、コンサート、映画等に出演。
2001年、フラメンコギタリスト沖仁とのユニット“Taka y Jin”1stアルバム「Banco(バンコ) de(デ) Santiago(サンティアゴ)」をリリース。
スペイン生活8年を経た2006年より、活動拠点を日本に移してソロ活動を展開。
2011-12年、スペイン3都市(※)でソロ・ツアーを興行し、現地のフラメンコ愛好家が集う歴史と権威あるペーニャで単独カンテ公演を行った初の外国人となり、多数の現地メディア報道により「日出ずる国のカンタオール」として絶賛される。
2013年、2ndアルバム「Revolución(レボルシオン)」をリリース、前作に続き、フラメンコを軸に“日本語”で歌うことにこだわり、独自の音楽世界を追求。また、2014年11月に日本初演予定のグラミー賞受賞・現代オペラ「アイナダマール 〜涙の泉〜」に出演決定。
スペインを代表する詩人フェデリコ・アルシア・ロルカの死を回想していく作中で、ロルカを殺害する悪役ルイス・アロンソを“カンテ”のスタイルで演じる。
智詠 http://chiei.org
1980年埼玉県生まれ、愛媛県松山市在住。中南米音楽の熱心な愛好家である両親と共に6歳から南米のフォルクローレを演奏、9歳でギターを始める。高校生のころよりフラメンコやアルゼンチンタンゴにも強く惹かれ、フラメンコギターを鈴木英夫に師事。
埼玉大学在学中の1999年よりプロ活動を開始。
2002年フラメンコギターの修行のためスペインへ渡航。マヨルカ島に滞在中、ベンハミン・アビチュエラに師事。現地ライブハウスやフェスティバルにて演奏。帰国後はフラメンコギタリスト沖仁のバンドメンバーとしてコンサートツアーやCD、TV収録などに参加するほか、フォルクローレ、タンゴ、フラメンコを中心に数多くのユニットで活動している。
2014年にはフラメンコ歌手・石塚隆充の誘いでニッセイオペラ「アイナダマール」(作曲/オズバルド・ゴリホフ 指揮/広上淳一 演奏/読売日本交響楽団)、およびプレコンサート「ロルカとアンダルシア」に演奏メンバーとして出演。2015年5月よりFM愛媛『スパニッシュ・カレント』のパーソナリティーを務める。
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