懇意にしているartistの方々やお客様にもずっと隠してきたことがありました。
実は41歳の時に癌を患いました。
病名はS字結腸癌。
大腸の癌であり、直腸につながる大腸の下部の癌であります。
一部の知人、友人しか知りません。
癌を患ったことをオープンにしなかった理由は、僕は何か人から癌だったといわれるのが嫌だった。
それとそんなことで何か自分を特別にみられるのも嫌だった。
かなりの負けず嫌いなんだろうか、41歳でも突っ張ってました。
人に弱みをみせるのが大嫌いな人間でして。。。
若くして癌になりまして、再発の恐怖も体験し、それから15年ほど生き延びてきました。
その歳でこの癌になるのはかなり確率が低いらしいです。
当初、ドクターが僕の歳を再確認したくらいです。
まぁ、今、生きてるのがちょっとした奇跡というか悪運が強いんです。
当時発見が半年遅れていたならば絶命していたと聞いております。
それから大きく人生観が変わりました。。。
大病をしたことが源をやりはじめたきっかけのひとつにもなっております。
話は変わりますが、弟が今月11日に肺癌で亡くなりました。
彼の死は僕に大きな衝撃を与えました。
それからいろいろ考えるようになりました。
もう何も隠すことはない!
そして自分の体験を自分が生きてるうちに、少しでも同じ癌を患い悩んでみえる方のお役にに立てないかと考えるようになりました。
あくまで自分の癌のことしかわかりません。
術後の後遺症も持っております。
神経も切断しております。
直腸をからめて切除しておりますので肛門の括約筋はほとんど筋力がなく、いまだ温水シャワーにて排便しております。
術後転移はしておりません。
術後1年は社会生活送るのも大変でした。
一日20回ほどトイレにいき、知らぬ間に便が流れたりして、替えの下着を持参して仕事をしてました。
手術は通常2時間のところ6時間要しております。
結構の大手術であったと聞いております。
こんな僕ですが、何かお役に立ちたいです。
同じような癌で苦しんでみえる方、愛する家族の方で同じような癌になられ、いろいろ悩んでみえる方の為に、ご相談にのれる事があれば、、ご相談にのりたいと思います。
最初の癌発見の経緯、どのような症状だったのか?術後の経過、術後のケアー等々、できうる範囲でお答えさせていただきます。
なお興味本位なご質問等々にはお答え、ご相談できない場合がありますのでご理解ください。
2008・3・29 Art&Music Space 源 山下又一郎
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